中学時代に不登校になってしまい、高校受験はしませんでした。
新しい環境で気持ちを入れ替えて頑張ってみてはどうかと教師や親から言われましたが、学校からも勉強からも逃げていたので多少頑張ったところでは受かることができないだろうと思っていたのです。
そして、本来なら高校2年生となる年齢の頃まで家でダラダラ過ごしていました。
ネットゲームをしたり漫画を読んだりするような生活を続けていたのですが、少しずつこのままではいけないと思うようになりました。
最も大きなきっかけとなったのが、ニート生活を送っていた人の親が亡くなったニュースです。
古いニュースでしたが、たまたまネットサーフィンをしているときに見つけてしまい、自分もそうなるのではないかと感じました。
親はある程度年を取ってから自分を産んでおり、いつまでも頼ることはできないと考えるようになったのです。
しかしながら、今更どうすれば良いのだろうという気持ちでいっぱいになり、やはり自分は変わることができないのだと思っていました。
ネットゲームで仲良くなった友人がおり、何でも話すことができるようになっていたので、ついその話をしてしまいました。
すると、通信制の高校を勧められたのです。